2011年10月30日

ちょっと前に読んだ本いろいろ


安野モヨコ:くいいじ




安野モヨコがこんなにくいいじの張った人だったとは知らなかった。
共感できること多数。楽しく読んだ。

玉村豊男:料理の四面体

「ステーキはサラダである」という突拍子もない命題を証明していくさまが小気味よいです。
最近のタマトヨさんは、ワイナリーとか経営しちゃって「なんか鼻持ちならないオッサン」と思ってましたが、ごめんなさい、おもしろかったです。
まだ若い頃に書いたというのもあるのか、語り口が軽くて、つるつるとおしゃべりを聞いているように読んでしまう。
料理本ではないんだけど料理本です。
ちゃんと読めば、料理が上手になるかな。。。

台所でよむ村上春樹の会 (編集) :村上レシピ



台所でよむ村上春樹の会 (編集) :村上レシピプレミアム [単行本]



村上春樹の小説は食べものの描写が異常においしそう、というのはわりと大勢の人が思っているようです。
でも、この2冊を見たら、やっぱ村上レシピは小説の中にあるからこそ美味しそうに見えるんだなーというのがわかってしまったであります。
あの語り口で説明されるから美味しそうと思うのであって、他人が語っても美味しそうに見えない。。。
写真もまた、逆効果かもしんない。

豊崎 由美 (著) :ニッポンの書評



書評界の「シャチョー」こと豊崎女史の痛快書評論。
書評というのは、いかにネタバレせずに潜在読者を買わせる気にするかがもっとも重要。
個人的な感想を織り交ぜて優れた書評になっているものは少ない。
などなど、くだらん「読んだもの記録」を書いている人間(=アタクシ)には耳の痛いこと痛いこと。
アマゾンのレビューについては、激しく共感した。
日本語も満足に書けないような人間が、星一つとか付けちゃいかんよ。
自分の理解力・読解力のなさを棚に上げ、自分はハンドルネームという煙幕の後ろに隠れて、わけわからん日本語で、「良くない」とか言うな!(ちょい私情入り気味)

松本清張:黒地の絵


短編は切れ味だ、と誰かエライ人が言ってたような気がしますが(うろ覚え)、この本はさしずめ…よくわかんない。
カミソリのように切れますがあんなにペラペラじゃないっす。
松本清張は昔の人なんだなーということが感じられる「時代っぽさ」もまた楽し。

松本清張:ゼロの焦点


「黒皮の手帳」だけは読んだことあったんだけど、今さら松本清張です。
やっぱおもしろいですね。いまだに売れ続けてるってスゴイことだ。
なんとも昔っぽいのんびりした感じがたまりません。いや、当時はのんびりしてなかったんですが、交通事情、通信事情、もろもろ考えると、やっぱりめっちゃのんきだよ。うん。

デイヴィッド イーリイ (著), David Ely (原著), 白須 清美 (翻訳):ヨットクラブ



短編集。
ロアルド・ダールみたいな、ちょっと奇妙な感じがする短編がたくさん。
すっごくおもしろかったです。
筒井康隆の不条理劇っぽい短編もあったり、タイトルが伏線になっていたり、一編一編トーンもジャンルも違って、飽きません。寝る前に一編ずつ読むのが楽しい。

もっといろいろ読んだんですが、書名すら忘れてるものが多数^^; ま、そんなもんです。
posted by オグ at 13:43| 東京 ☁| Comment(0) | 読んだがや | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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