2011年05月15日

『告発のとき』でどよーん

昨夜、ごはんを食べながら「告発のとき」を観た。
トミー・リー・ジョーンズ(BOSSの宇宙人です)主演の、地味ーーーな映画です。
でもなんか、この主人公の父親にむっちゃくちゃ感情移入してしまい、見終わった後どーーーーーーーーんと落ち込んでしまった。

いちおうミステリー仕立てになっているので、ネタバレしないようにするけど。
救いのない映画ランキングがあったら、

1.ダンサー・イン・ザ・ダーク
2.告発のとき

くらいの勢いです。

もーーーーーー、なんでこんなに世の中ってうまくいかないことばかりなんだろう!
それが世の中です、と言ってしまえばそれまでだけど。

「イラクなんて、核爆弾落としてしまえば良かったんだ」という台詞が印象的でした。
アメリカは、核爆弾を使えば一瞬でイラクなんかやっつけられることを知っているけどやらない。
国際的に一気に悪者になっちゃう可能性が高いから。
その代わり、派兵して戦争する。
そうすると、派遣された兵士ひとりひとりが、すっごい辛い思いをするわけだ。
民間人を殺しちゃうことだってある。
まともな神経じゃやってられない。
みんな少し(というかだいぶ?)おかしくなっちゃう。
でも、そういうところに派遣される兵士は、政治を動かす支配者層の息子たちではない。
支配者層にとっては、国際的な立場のほうが、被支配者層の息子たちの心情よりも大事だということだよね。

大きなものごとを動かすときには、んな「ひとりひとりのきもち」なんて考えてられないというのも、頭ではわかる。
でも、この映画に出てくる父親や母親の前でそんなこと言えないだろうな。
それに、父親は信じてたんだもんね、アメリカ軍を。
それが裏切られたときのがっくり感、トミー・リー・ジョーンズの顔のしわから伝わってきました。

山場とかないんですが、終わって反芻していたら涙が出てくる、そういう映画でした。
原発といい、戦争といい、なんでこんなことになっちゃうのだよう。
posted by オグ at 08:10| 東京 ☀| Comment(0) | 映画/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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