2011年05月06日

「エリン・ブロコビッチ」総資産2兆円規模の企業を相手取った"環境裁判"の実話

今日は、午前中は実家からもらったタケノコを煮たり、先日紹介した「昭和史」の続きを読んだりしてだらだらし、昼は到来物の鱒寿司と、タケノコの煮たのを食べ、




ます寿司美味しかった〜〜!!

昼過ぎから國領神社に「千年藤」を見にぶらぶら散歩に行き、パルコで買い物したりして、のんびりすごしました。


で、夜は「エリン・ブロコビッチ」を見た。
実話だったんですね、これ。
夫は一度見たことがあり、大変面白かったらしい。で、ぽすれんで80円で借りて観た。
主演のジュリア・ロバーツは、この映画でアカデミー賞主演女優賞を取ってます。

タイトルになってる「エリン・ブロコビッチ」は実在の女性の名前。
彼女は法律の専門教育を受けずに法律事務所で働きだします。
んで、ひょんなことから巨大企業の土壌・水質汚染の実態と周辺住民の健康被害の関連性を見いだし、集団訴訟を起こします。
総資産額280億ドルと言っていたので、日本だと2兆円超。
今調べてみたら、中国電力くらいの感じですな。
訴訟相手の「PG&E社」はエネルギー関連企業(!)。

おそらく、震災前だったら、単純に主人公・エリンの活躍っぷりとゴーカイな言葉遣いで、「あーーーー、おもしろかった!スキッとした!」という感想しか持たなかったのかなーと思う。
でも、震災後のこのタイミングで、この「エネルギー企業が"こっそりと"及ぼした環境への害悪と周辺住民の長期にわたる健康被害に関する訴訟」は。。。

この映画の訴訟では、明確に健康に害があることが立証されている物質が出てること自体ははっきりしてた。
それを企業が認知していながら「隠していた」かどうかが争点だった。
原発の今のニュースを見ていると、そもそも「明確に因果関係が認められる」かどうかが危ういよね。原発推進論者が言うところの「明確な因果関係はチェルノブイリでも小児の甲状腺癌だけ」というアレですよ。
10年後に健康被害が続出したとしても、立証は難しいんだろうなぁ。。。。

とはいえ、こないだその原発推進論者の人(有名ブロガー)のついいとで、「排ガスと喫煙によって肺がんでの死亡率がアップしてるのに、誰も騒がないのはおかしい」というようなのがあって、それは確かになるほど、と思ってしまった。

(いっとくけど、私は推進じゃないよ。脱原発したらいいじゃんと思ってる)

たしかに、「肺がんが急増」の統計(たぶん厚労省かどっかのHPで観られるはず)を見ると驚くよ。
昔は胃がんが多かったのに、ここ数年で肺がんが急増してるんよ(特に男子)。

それでも、自動車業界は日本経済の柱だからつぶせないもんねぇ。
あと、タバコも政府の重要な財源だから禁止できないよねぇ。

そうして、今後ますます肺がんをはじめとするがんによる死亡率は増えていき、エリン・ブロコビッチが勝ち取ったような「健康被害に対する賠償金」なんてのは絶対に無理なんだろうな、と逆に暗い気持ちになってしまった。

うん。
それでも、エリン・ブロコビッチはいい映画だよ。
言葉遣いは荒いけど、気っぷが良くてオトコマエな姐さんで、3人の子持ちでバツ2。
上司の弁護士も、悪態をつきあいながらエリンを全力でサポート。
脚本がよくて役者もいい。
脇役がいちいちいいんだコレが。
音楽もかっちょいい。
複雑な気持ちになるけど、まだ見てない人には超おすすめの映画です。
すっごく好きだわ〜〜。

晩飯は、ちょっと前に作ったスンドゥブチゲが好評で、アゲイン。


アサリがうまい季節にぜひどうぞ。ほんにおいしい。

キュウリと香菜の和え物。

posted by オグ at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | 映画/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
QRコード
携帯アクセス解析